映画「フォレストガンプ」は主人公であるフォレストがその生涯を通して様々な出会いや体験から成長していく様子が描かれていますが、人生において様々なことを考えさせられる物語となっています。
この記事では映画「フォレストガンプ」が伝えたい思い5選を考察し解説していきます。
映画フォレストガンプが伝えたい思い5選を考察!
①素直な心
フォレストを一言で表すなら素直さです。
彼は幼少期足が悪く装具を付けてゆっくり歩くのがやっとでしたが、同級生のいじめっ子達から逃げる時、幼馴染の一言「走って」と言われ、必死に走っていたら装具が壊れ、いつの間にか走れるようになっていました。
それ以降、フォレストの人生において走ることはとても大きな影響力を持つようになります。
大学時代はアメフトの選手として走り続け、人生の後半部分では走ることで他人の人生に影響を与えることになっていきます。
ここがポイント!
シンプルに「走ること」ただそれだけをしただけですが、フォレストが素直な心を持っているからこそ、一つのことを突き詰め、ここまで人生に大きな影響力を与えることができたと思います。
フォレストの人生の歩みを振り返ってみて改めて素直な心を持つことの大切さを学びました。
著者lakesbutta, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
画像はWikipediaより引用
②一期一会
映画のタイトルにもなっている部分ですが、フォレストは生涯において幾度も重要な出会いがありました。
幼少期には幼馴染のジェーン、軍隊ではダン中尉や親友のバッバ、それ以外にも多くの人との出会いがあり、人と人との繋がりがあることでフォレストは多くの人たちと関わっていくことになります。
ここがポイント!
一つ一つの出会いを大切にする心を持つこと。
そうして関わってきた人達との縁が結果として自身を大きく成長させてくれることを学んだシーンでした。
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画像はWikipediaより引用
③自分を信じること
フォレストの母親は幼少期のフォレストに「あなたは普通の子供と何も変わらないのよ」と言い続けました。
これはフォレストが社会に出ても一人で生きていけるように自信を持って欲しいという親心から出た言葉でしたが、結果的にフォレストは社会の中で自然と他人と関わりながら生きていけるようになり、結婚して子供を持つまでに至りました。
ここがポイント!
自分に自信を持って行動することは簡単なようでなかなか難しい作業です。
だからこそ母親は幼少期のフォレストに他者との違いを気にしないよう繰り返し説くことでフォレストの心を守り抜きました。
このシーンでは親の偉大さと自信を持つことの大切さを学びました。
④人生はやってみないと分からない
「人生はチョコレートの箱と同じ、開けてみないと何があるか分からない」
これはフォレストの母親がフォレストに言った言葉ですが、人生の全てのことにおいて共通していると思います。
ここがポイント!
考えているだけでは物事は進みません。
どんな困難なことでもまずは最初の一歩を踏み出して行動することの大切さをフォレストの母親は教えてくれました。
⑤大切な人の幸せを心から願うこと
フォレストは幼馴染のジェーンに小さい頃から恋心を抱いていましたが、ジェーンが成長するにつれフォレストと距離が空いていき、嫌われて疎遠になることもありました。
それでもフォレストは小さい頃からの一途な思いを貫き通します。
ここがポイント!
フォレストはどんな時もジェーンが幸せになることを願っていました。
ジェーンが笑っている時間が少しでも長くなって欲しいとフォレストは願い続けたからこそ、ジェーンに気持ちが伝わり結果として二人は結ばれ幸せを手にします。
相手に見返りを求めず、大切な人の幸せを心から願うことの素晴らしさをフォレストから学びました。
概要!
『フォレスト・ガンプ/一期一会』(原題: Forrest Gump)は、1994年に公開されたアメリカの映画で、主演はトム・ハンクス、監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。
この映画は主人公のフォレストの一生を通して人生の奥深さや予測不可能さ、愛と友情の力を探求する感動的な物語として広く評価され、アカデミー賞など数々の賞を受賞しました。
豆知識!
こんなところにオスメント君!
フォレストガンプの息子役として実はハーレイジョエルオスメント君が演じていたことをご存知でしょうか?
この映画に出演していたことを知らない方も多いと思いますが、フォレストガンプが公開されてから5年後の1999年にブルースウイルス主演の大ヒット映画シックスセンスに出演しており、こちらの映画の方が多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか?
そんなオスメント君も現在は35歳とあの可愛らしい少年の頃の面影を少しお鬚を蓄えて大分貫禄のある大人に成長していましたが、現在でも役者として頑張っているようです。
著者GabboT CC 表示-継承 2.0, リンクによる
画像はWikipediaより引用
まとめ!
映画フォレストガンプが伝えたい思い
・素直な心
・一期一会
・自分を信じること
・人生はやってみないと分からない
・大切な人の幸せを心から願うこと
この映画は観る人によっては様々なことを感じさせてくれます。
私もこの映画に出会えたことで様々なことを学べました。
映画との出会いもまた一期一会ですね。
「人生はチョコレートの箱と同じ、開けてみないと何があるか分からない」
映画フォレストガンプは人生において様々な要素が詰まった素敵な映画でした!
このブログでは他にもおすすめの映画について伝えたいことを考察していますので、気になる方は是非別の記事も読んで楽しんでくださいね!